仲介事例複数の土地を一括で売却したい！（横浜市緑区）
| ご相談者： | 不動産会社 様 横浜市港北区 |
当社（不動産会社 様）で複数の土地を所有しており、個別でも一括でもいいので煩わしくないように売却したい。
御社にも手伝って欲しいのですが、可能でしょうか？
状況
・複数の土地がある（平坦地や崖地の土地）
・地目が田のため、農地法の届出が必要
・土地面積が広く、造成工事も必要なため、エンドユーザーでは高額となり
購入しきれない
・駅からバス便で需要が少ないエリア
解決策
1. 物件調査と購入希望者の選定
ご相談いただいた後にすぐに物件調査を実施。
物件が複数だったため、調査も多岐にわたりました。
まずは、土地の地目が田だったため、雑種地に地目変更登記を行いました。
次に今回の物件の特徴（エリア・立地等）上、新築分譲住宅として得意そうな
不動産会社を選定。
※不動産会社はそれぞれ会社ごとに得意な物件が異なります
例えば、崖地を好んで購入するところや、希望エリアだけは高い金額で購入
するところがあります
そして、今回の物件を好んで購入しそうな会社にご紹介を開始。
2. 諸条件の調整・売買契約の締結
複数社の中で金額を含む条件提示がでてきた際に競合させ、さらに購入金額を
増額していただきました。
複数の物件について個別に売却するよりか一緒に売却した方が売主様にも
メリットがあるような状態にできました。
買主様より条件提示があったのは大きく分けて3つでした。
①確定測量図の交付
※官民・民民の境界確定した測量図面
②造成協力の取得
※傾斜地部分を工事する際に隣地との境界付近でジョイントする部分が
あるため、事前に間違いがないように承諾書の取得
③ゴミ置場の移設
※物件の目の前にゴミ置場があったため、町内会長と清掃局と協議
上記①～③の課題を全てクリアし、売買契約を締結していただきました。
売買契約からお引渡しまで約1ヶ月半とタイトスケジュールの中で上記条件を
成就させ、無事にお引渡しすることができました。
担当者からの一言
今回の案件のポイントは「ゴミ置場の移設」と「造成協力の取得」でした。
ゴミ置場を移設する際には、町内会長や清掃局、近隣住民の承諾が必要と
なります。
第三者の方が多数関係するため、決して簡単ではありませんが、今回は
無事にゴミ置場の移設に成功しました。
また、「隣地からの造成協力」についても、工事する時に取得する
のではなく、前もって工事前に説明し、承諾をいただくというスタンスで
臨むことで無事にいただくことができました。
売主様のご希望金額以上で売却できたことについては、「売却物件の特徴上、
どこの会社が一番高い金額で購入できるか」を予め想定し、実際に動いたことが
ポイントとなりました。
「物件の特徴」を見極めること、重要なことですね。
また1ついい経験をさせていただくことができました。
関係者のみなさん、本当にありがとうございました！
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