• トップ
  • 解決事例
  • 「契約書なし・借地人不明の底地を売却できた方法」親族間売買で高値整理を実現(静岡県御殿場市)

仲介事例「契約書なし・借地人不明の底地を売却できた方法」親族間売買で高値整理を実現(静岡県御殿場市)

ご相談者:相続人三姉妹(税理士の先生からのご紹介)
東京都

静岡県御殿場市にある底地(貸宅地)について、相続により取得された売主様(三姉妹)より売却のご相談をいただきました。

対象不動産は、

・借地契約書なし
・借地人の一部不明
・貸付範囲不明

という、権利関係が極めて不明確な状態でした。

売主様としては、
「このまま保有しても相続人が増えて複雑になるだけ」
「できるだけ良い条件で処分したい」
というご希望をお持ちでした。

※底地(貸宅地)とは…
 土地だけを持っていて、その上に他人(借地)の家が建っている状態
 ポイントは自分の土地なのに自由に使えない。
 そのため、売りづらく価格も下がりやすい。

状況

「契約書なし・借地人不明の底地を売却できた方法」親族間売買で高値整理を実現(静岡県御殿場市) 状況

本件のような底地は、一般的に以下の問題を抱えています。

・契約関係が不明確で権利関係の整理が困難
・第三者が取得しても利用制限があり収益性が低い
・借地権割合を前提とした低額での売却になりやすい
・借地人との関係性次第でトラブルリスクがある

特に今回は、借地人が一部不明であることから、
通常の不動産流通市場では売却が極めて難しい案件でした。

解決策

まずは売主様よりヒアリングを行い、調査に関する委任状を取得。

その後、

・役所調査
・現地調査
・利用状況の確認

を実施しました。

現地では、借地人である遠いご親戚の方と接触することができたため、
その場で購入の打診を実施。

その後は、

・売買代金の調整
・諸条件の整理
・親族間売買における価格妥当性の確認(税理士連携)
・司法書士による本人確認・意思確認

を当社が間に入り調整しました。

底地は第三者に売却する場合、価格が下がりやすい特性があるため、
借地人への売却を前提とした最適な出口戦略を構築しました。


■結果

借地人であるご親戚への売却が成立し、

・第三者売却よりも有利な価格での売却
・複雑だった権利関係の整理
・将来的なトラブルリスクの解消

を同時に実現することができました。

また契約時には、売主様と買主様が何十年ぶりかに再会されるなど、
感情面においても非常に良い形での取引となりました。

本件は、

➡ 底地という流動性の低い不動産でも、出口戦略次第で価値を最大化できる

ことを示す事例です。

担当者からの一言

底地や借地権といった権利関係が複雑な不動産は、
「売れない」「安くなる」と思われがちです。

しかし実際には、

・誰に売るべきか
・どのように条件整理を行うか

によって、結果は大きく変わります。

当社では、再建築不可物件や底地、借地権など、
一般的に扱いが難しい不動産の売却・買取にも対応しております。

同じようなお悩みをお持ちの方はお気軽にご相談ください。