仲介事例「1円でも売れない別荘」を解決|レッドゾーン×駐車場なし×高額維持費の空き家を売却した方法(静岡県東伊豆町)
| ご相談者: | J.Y 様(インターネットからのお問い合わせ) 東京都西東京市 |
~処分できない空き家をどうにかしたい~
今回ご相談いただいたのは、静岡県賀茂郡東伊豆町白田にある別荘の処分についてでした。
売主様は相続によりこの不動産を取得されましたが、
・利用予定がない
・維持費がかかる
・子どもに負担を残したくない
という理由から、早期の 売却・処分 をご希望されていました。
しかし、複数の不動産会社に相談したものの
「取り扱いが難しい」と断られてしまい、行き場のない 空き家(いらない不動産) となっていました。
状況

~再建築不可に近い厳しい条件の重なり~
対象不動産は昭和49年築の老朽化した別荘で、以下のような問題がありました。
・建物・設備の老朽化
・残置物ありの状態
・敷地の大半が 土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)
・傾斜地で利用しづらい土地
・駐車場なし(築造も困難)
・前面道路は駐車禁止
・別荘地内でアクセスが悪い立地
さらに、別荘地特有の条件として
・名義変更料
・水道権利金
・温泉権利金
などの初期費用が 約130万円 発生。
加えて、
・水道利用料
・温泉利用料
・施設維持費
など、使用の有無に関わらず 月額約35,000円のランニングコスト がかかる物件でした。
このように、実質的には 再建築不可物件に近い流動性の低い不動産 であり、通常の市場では売却が極めて困難な状況でした。

解決策
~ボランティアでの販売活動とターゲットの明確化~
本件は売買代金が 1円物件 であったため、当社としては仲介手数料が発生しない 報酬なしのボランティア案件 でした。
それでも売主様の
「子どもに負担を残したくない」
というご希望を実現するため、販売活動を開始しました。
まず行ったのは、
①ターゲットの再設定
一般的な購入層ではなく、
・車を使わない生活スタイルの方
・別荘地の制約を理解できる方
・地域で事業や活動を考えている方
に絞り込みました。
②現地販売の徹底
横浜から片道3時間以上かけて
現地販売会を7回実施
雨天や来場者ゼロの日もありましたが、継続して現地対応を行いました。
③地域価値の訴求
物件単体ではなく、
・東伊豆町の自然環境
・海や絶景スポット
・地域の魅力
を含めて提案を行いました。
■結果
~物件ではなく「使い方」に共感した買主様と成約~
最終的に、
・バイク移動をされている方
・東伊豆町で船宿運営を目指している方
とご縁がつながりました。
車を必要としない生活スタイルであったことが本物件の条件と合致し、
また地域の魅力にも共感いただき、
無事に売買契約・引渡しを完了しました。(^^)
担当者からの一言
~売れない不動産にも必ず出口はある~
今回の案件は、価格が1円でありながら
・高額な初期費用
・継続的な維持費
・立地や法的制限
などが重なった、非常に難易度の高い案件でした。
当社としては報酬のないボランティア案件ではありましたが、
売主様の想いを実現することができ、非常に印象に残る取引となりました。(^^)
不動産は条件が厳しくても、
・ターゲットの見極め
・販売方法の工夫
・地域価値の訴求
によって、解決できる可能性があります。
・再建築不可物件
・空き家
・使い道のない土地
・いらない不動産
の売却や処分でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。
同じようなお悩みをお持ちの方はお気軽にご相談ください。




