買取り事例相続した老朽化空き家を移住者向けシェアハウスへ再生(京都府京丹後市)
| ご相談者: | S.D様(お電話でお問い合わせのお客様) 京都府京丹後市 |
お客様からご相談いただいたのは、京都府京丹後市にある築60年以上経過した元ちりめん問屋。
建物は老朽化が進み、床面積200m2超と広大。
解体には多額の費用が必要で、リフォームにも莫大な資金がかかるため、地元不動産会社に長期間売却を依頼しても全く売れない状況でした。
さらにお客様からは「この空き家を処分できなければ行政の制度が利用できず、本当に困っているんです」ー前所有者様は不安で押しつぶされそうな思いを抱えられていました。
状況

【空き家だった時の状況】
1.築60年以上経過し老朽化しており、大規模な修繕が必要。
※床の沈下や壁の劣化が顕著
2.前所有者様が長期間売却活動をするも売れなかった
※売却も賃貸もできず、地域でも「負動産」扱い
3.調査中に他人名義の未登記の建物・祠が見つかる
4.崖上の土地で石積み擁壁は老朽化
通常であれば処分自体が難しい典型的な「負動産」でした…。

解決策
【解決までの流れ】
1.買取り
前所有者様の切実な声に応え、当方にてその老朽化した空き家をそのまま買取り。
未登記建物についても関係者と協議をし、その場で贈与契約の作成・締結し、整理。2.行政・移住支援団体との連携
「町のためになるなら無料で貸します」と京丹後市役所に提案。
その結果、地元移住支援団体「丹後暮らし探求舎」を紹介され、移住促進の拠点として活用できる可能性が見えてきました。
3.地元設計会社との協働
丹後暮らし探求舎を通じて、誠実な地元設計会社と出会う。
「京丹後に来たい人が安心して第一歩を踏み出せるシェアハウスをつくりたい」ーその熱い想いに共感し、5年間の無償貸与契約を締結。
4.DIYワークショップによる再生
地元設計会社・移住支援団体・地域住民・移住希望者が協力し、DIYワークショップを重ねて再生。
参加者からは「自分の手で空き家が生まれ変わるのが嬉しい」、「町の歴史を未来に繋ぎたい」といった声が上がり、ボロボロだった空き家が次第に息を吹き返してきました。
5.「益実荘」として再生
こうして誕生したのが、シェアハウス「益実荘」。
移住者の暮らしを支える拠点となり、地域のシンボルへと成長しました。
6.売却へ
シェアハウス事業が軌道に乗ったタイミングで、借主である地元設計会社様より「ぜひ購入したい」とのお申し出。
地元設計会社のご希望金額でお譲りし、無事に売却・引渡しが完了しました。
<ポイントと学び>
①老朽化した空き家でも活用方法次第では再生可能
ボロボロの老朽化空き家でも地域や団体と協力することで価値を取り戻せる場合がある。
②不動産から始まるご縁が解決の鍵
所有者・行政・移住支援団体・設計会社・地域住民。
関係者全員の想いが繋がったことで実現できた。
③空き家は地域資源になる
「負動産」と呼ばれていた物件でも、使い方次第で人と街を救う存在に変わる。
担当者からの一言
【まとめ】
今回の案件は利益度外視で取り組みましたが、得られた経験とご縁はお金には代えられない財産です。
空き家や再建築不可物件等は、「困りもの」と思われがちですが、視点を変えれば地域を輝かせる資源にもなります。
当社 株式会社リライトは、これからも再建築不可物件・相続空き家・借地等、難しい不動産問題に真剣に向き合い解決へ導きます。(^^)/




