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組み立てが大切、持分売買

 みなさん、こんばんは。

再建築不可物件コンサルタントの田中です。



 今回は、持分売買について。

 最近ではメディアにパワーカップルという言葉も見るようになり、夫婦共働きが当たり前となり、住宅ローンも夫、妻それぞれが組み、お互いに連帯保証としている案件が増加しています。

これについては時代の流れのため、良くも悪くもありません。



 ただ、ご存じですか?

日本では結婚した方の3割以上が離婚しており、離婚予備軍の家庭内別居の割合も高いのです。



 もし、夫婦それぞれ住宅ローンを組み、持分を持ち、離婚となってしまうと…そのまま住むためには相手方の持分を追加で住宅ローンを借りて購入する必要があります。



 ただ、これが難しい。

理由は持分を購入するための住宅ローンという商品が少ないうえに、相手方の持分を買うための住宅ローンを借りれるだけの年収が確保できていないため。

もし、夫だけで住宅ローンを組めているのであればわざわざ妻が住宅ローンを組む必要もない。

 家を買うということは、家で家族の思い出をつくるためであり、誰も離婚するかもなんて考えていません、それが普通。

それでも万が一、離婚となってしまう場合は、売却もやむなしと考えることも方法の1つかもしれません。



持分買う 不動産

もちろん、住宅ローンを借りて相手方の持分を買うか、現金で買うかできれば悩む必要もありませんが。(^^)