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過疎化地域で絶対にやってはいけないこと

 みなさん、おはようございます。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、過疎化地域で絶対にやってはいけないことについて。
 困った不動産問題を解決するために全国を渡り歩いている私。
つい先日も千葉県某所(房総エリア)に行ったりもしました。
その目的物件周辺は、空き地や誰も住んでいない空き家、廃屋ばかりでちらほらと住んでいる住宅があるかなぁといった感じ。
 そして、その目的物件で調査をしているとなぜか刺さるような視線が複数…。
ふと顔をあげてみるとご近所さんが洗濯物を干しながらチラチラ、庭いじりをしながらチラチラと明らかに私の方を見ている。

 そこで私から「どうかしたんですか?」と声をかけると近隣住民の方は「お宅はどこの誰で、何しにきたんだ?」という口調の会話…、それに何を勝手に我々の縄張りに足を踏み入れているのか、と言わんばかりの雰囲気…。

田舎の村社会 リライト不動産

 私はその方のことを全く持って存じ上げないのですが、なぜかいきなり上から目線でした。
ご近所の方のご年齢が70~80代の方々だったこともあるかもしれませんが、いきなりこの口調、この雰囲気は…。

 最近のニュースでもスローライフに憧れて田舎に引っ越したが「地域に馴染めなかった」という記事を目にする機会が増えましたが、確かになぁと思える状況でした。
全てのエリアでそうとは限りませんが、「村社会」が残っているのも事実。

 いろんな方が過疎化を防ごうと移住促進等をしていても当の地域住民が村社会をつくってしまうと来る者も来ない。
そう考えると「過疎化」を防ぐために最初にしなければならないことは、「地域住民の意識改革」だと思います。

 知らない人がいた場合に笑顔で「どうされましたか?」とか「何かお困りですか?」という声をかけていただけることができれば、きっとその地域は、明るく、楽しい地域、町になっているに違いありませんね。!(^^)!