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不動産売却時に思う考え方

 みなさん、こんちには。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、不動産売却時に思う考え方について。
 不動産を売却する際にはよく「リビングが狭い」や「坂道がきつい」などご見学者より断り文句をいただくことがあります。
断られることは特に悪いことでもなんでもなく、逆に率直な感想が聞けるのでそれはそれで良いことだと思います。
もしかしたら、その断り文句が実は何かしら対処できることかもしれませんからね。
 不動産は万人受けする物件はなかなかありません。(超高額物件は別ですが)
言い換えると不動産の売却はたった一人の買主を探せれば良いのです。

 そこで思うこと、以前マンションをご見学いただいたお客様より「暗いから今回は見送りたい」という感想をいただいたことがありました。
利便性が良いマンションだったのでその後も何件もご見学いただけたお客様はほとんどが「暗い」という理由で具体的なお話になりませんでした。
ちなみに私も確かに「暗い」と思いました。
ただ、それでも最終的にそのマンションは売却することができました。
そこで買主様に「暗いと思われませんか?」と問い合わせしてみると「うちは共働きでほとんど家に居ません。駅から離れていて明るい部屋よりも、暗くてもいいからとにかく駅に近い方がいいんです。だから買いました。」、これ納得です。
売主自信がネガティブな事項にとらわれ過ぎていて、実は不動産の良いところのアプローチがおざなりになってしまっている。

 お客様はそれぞれ生活スタイルがあり、考え方も異なります。
そう考えると売却する不動産に1つや2つ大きなウィークポイントがあったとしても、それ以外のおすすめポイントに重きをおいてくれる方をお探しすることができれば売却できるのです。
大切なことは発想の転換ですね。!(^^)!

発想の転換 不動産売却