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日本の山林、土地境界はどこに…

 みなさん、おはようございます。

再建築不可物件コンサルタントの田中です。



 今回は、日本の山林について。



山林 境界



 土地、戸建を売却する際にはどこからどこまでが売却範囲かわかるようにするため、その境目となる境界標を設置することが多々あります。

 この境界標を設置する作業を測量と言って、土地家屋調査士という専門家が行います。

業務量が多く、その内容も複雑なため、かなりの費用がかかります。

 地域により多少異なりますが、大体30坪の土地で測量費用は30~50万円前後。

もし、測量する土地が何千坪ともなると目が飛び出すくらいの金額になってしまう。

その測量費用が売却代金よりも高くなることだってあり得る。

特に山林などの場合は、売却代金より測量費用の方が高くなる傾向。

もしみなさんが売主だとしたら、山林を売却する時にマイナスになっても測量をしますか?

たまに市町村によって国土調査という測量がされているケースもありますが、まだまだ少ない。



山林など昔は、隣との境界をあの「木」にしようとしていたことも多々あったようですが、代替りしてしまうと境界がどの木かもわからなくなってしまいます。

山林売却の際の境界標については何か良い方法がないのかと考えてしまいます。