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知っておきたい空き家を長持ちさせるちょっとしたコツ

 みなさん、おはようございます。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、空き家を長持ちさせるちょっとしたコツについて。
 私が先日、空き家売却のご相談をいただき、その物件の現地調査を行っていたときに気づいたこと。
それがこちらの写真。
空き家 長持ち
ちょっとわかりづらいかもしれませんが、窓がほんの少しだけ開いているんです。
2階のトイレにある窓が。

 これ何が理由かわかりますか?
そう、空き家になってしまい建物が傷む大きな理由は空気の流れがなく、それにより湿気が溜まり、カビが生えたりしていまうため、その対策として所有者の方は、このように開いているのか開いていないのかわからないくらい窓を開けています。

 ほんの少しだけ開けるという意味は雨が入らないようにしているため。
それに加え2階のトイレの窓というのは、1階だと人が入ってきてしまうという防犯上のリスクがありますし、かつ、トイレの窓はそもそもあまり大きくないため、その点も考慮して開けられていました。

 確かに他の完全に密閉されている空き家とは異なり、室内に入った時のかび臭さなどの空き家っぽさがあまりありませんでした。

 もし、空き家を所有され、遠方でなかなか換気に行けないという方は、今回のようにすこ~しだけ、窓を開けて換気なんていいかもしれませんね。
 家は管理次第で長持ちもしますし、あっという間にダメにもなってしまいます。
想い出のたくさんつまった家は、大切に維持管理していきましょう。!(^^)!