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別荘地所有者にかかってくる怪しい電話の撃退方法

 みなさん、こんにちは。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、別荘地所有者にかかってくる怪しい電話の撃退方法について。

 別荘地の土地の売却の準備のために昨日より静岡県裾野市に来ている私。
 昨日、市役所関係の調査を終え、今日は現地調査と管理事務所でのヒアリング。

 現地は、もう何十年も手付かずのままのため、雑木林と化していました…。

 続いては管理事務所でのヒアリング。
驚いたのは、別荘地内の不動産の売却相談だけで毎日5件もあり、実際に売却物件として管理しているのは500件にものぼるらしい…。

 ただ、別荘地内の土地だけでは売れない…と。
程度がいい建物があれば、500~1,000万円前後のようです。

 また、管理事務所には別荘地所有者の方から様々な相談があるそうです。
 ちょっと前は怪しい会社から所有者に対し、50~80万円を支払えば広告をし、売りますと言う口車に乗ってしまい、この原野商法の2次被害に遭ってしまった方がいたそうです。
 最近では、別荘地を今すぐ買うからと言って、所有者に契約書にサインをさせ、後から別のどうしようもない土地を買わせる、という悪質な業者も増えているそうです。

 別荘地を所有のみなさん、怪しい電話や手紙にはご注意ください!!!

 管理事務所の方からお聞きしたこと、「もし、怪しい電話が来たときには『管理事務所に電話して欲しい』というと実際に怪しい電話をかけて来た方から管理事務所に電話が来ることはない」そうです。
 そして、所有者の方にも電話はなくなったそうです。
それに怪しい会社は、管理事務所の方でシャットアウトしてくれます。
つまり、別荘地の管理費を支払うことは、バックに管理会社が付いているということ。
安心料ですね。
ただ、管理会社によって、管理の対応が異なりますのでどこの管理会社が管理しているのか、その管理会社の評判はどうなのかは検証する必要があります。

 怪しい電話は、すぐに対応するのではなく、まずはご家族や管理事務所と相談するようにしましょう!
 世の中、うまい話なんてそうそうありませんからね。