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瓦が語る本当の価値、古い家は壊すものじゃない

 みなさん、こんにちは。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、山口県への出張で各地の集落を回っていて強く感じたことについて。

それは、「瓦と暮らしの文化が今も息づいている」ということ。

同じ地域でも、
黒い瓦で統一された集落、
赤茶色の瓦で統一された集落。

それぞれに理由があり、そこには単なる建材ではない“文化”がありました。


■山口県に残る瓦文化の意味

山口県は「石州瓦(せきしゅうがわら)」の文化圏で、
耐久性が非常に高く、塩害や寒暖差にも強い瓦が使われています。

つまり、

➡︎ 長く住み続けるための家づくりが前提

なんです。

瓦の色の違いも、単なるデザインではなく
地域の気候・歴史・美意識の表れ。

統一された街並みは、
その地域の“誇り”でもあります。


■古い=価値がない、は間違い

今回の出張でも多く見かけたのが、

・立派な瓦屋根の古民家
・でも管理されておらず荒れている空き家

こうした物件です。

ここでお伝えしたいのは、

➡︎ 古いから価値がないのではありません


■本質は「メンテナンス」

どんなに立派な瓦でも、

・ズレている
・割れている
・雨漏りしている

この状態になれば、当然価値は下がります。

しかし逆に言えば、

➡︎ 直せば価値は戻る

ということです。


■築100年の価値とは

少し極端な話をします。

➡︎ 今から築100年の家をつくるには100年かかります

でも、

➡︎ 今ある築100年の家は「今すぐ使える資産」です

これはとても大きな違いです。


■再建築不可物件こそ活かすべき理由

特に当社で扱うことの多い

・再建築不可物件
・古民家
・空き家
・地方の不動産

こういった物件は、

➡︎ 「壊して価値を出す」のではなく
➡︎ 「活かして価値を出す」ことが重要

です。


■現場で感じたリアル

山口県の集落では、

・きれいに管理されている古民家
・完全に放置された廃墟

この差が非常に大きく、

➡︎ 同じ築年数でも“価値が全く違う”

という現実を改めて感じました。


■これからの不動産の考え方

人口減少時代においては、

・新築を建て続ける時代ではなく
・既存ストックをどう活かすかの時代

です。

その中で、

➡︎ 古い家=負動産
ではなく

➡︎ 手を入れれば「資産」になる可能性

を見極めることが重要です。


■まとめ

・瓦には地域の文化と機能性がある
・古い家は価値がないわけではない
・価値を下げているのは「放置」
・直せば使える、活かせる資産になる


当社では、

再建築不可、空き家、地方の古民家など
一般的に扱いが難しい不動産でも、

「どうすれば活かせるか」という視点で取り組んでいます。


同じようなお悩みをお持ちの方はお気軽にご相談ください。