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【怒りと警鐘】なぜ“終活マンション詐欺”は起きるのか?再建築不可物件の現場から見る本当の防ぎ方
みなさん、おはようございます。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。
今回は、最近、ニュースで報道された不動産会社が絡む事件について。
高齢者に対し、本来なら安いマンションを「終活に最適」と偽り、相場の7倍で売りつけた悪徳不動産会社代表が逮捕された事件。
正直、同じ不動産業に携わる者として、怒りとやるせなさを感じます。
しかし――
これは“特別な事件”ではありません。
実は、再建築不可物件や調整区域の土地、山林、農地などを扱う現場でも、構造はよく似ています。
今日は、
「なぜこうした事件が起きるのか」
そして
「どうすれば防げるのか」
を、専門的視点から整理します。
なぜこういった事件が起きるのか?
① 情報格差(不動産は難しすぎる)
不動産は、
-
宅地建物取引業法
-
消費者契約法
-
建築基準法
など、専門知識の集合体です。
高齢者の方が、
-
相場
-
利回り
-
管理費・修繕積立金
-
将来の売却可能性
を瞬時に判断するのは非常に困難です。
そこに「終活」「将来安心」「家族に迷惑をかけない」という言葉を使われると、心理的防御は一気に弱まります。
② “不安”を刺激する営業手法
悪質業者が使うのは、
-
「今買わないと値上がりします」
-
「お子さんに迷惑をかけますよ」
-
「皆さん契約しています」
という恐怖・孤独・焦りを煽るトーク。
これは、再建築不可物件や持分売却の世界でもよくある構図です。
③ チェック機能の欠如
家族に相談していない
第三者の専門家に確認していない
つまり「一人で判断してしまった」ことが最大の原因です。
再建築不可物件の現場から見る“本当のリスク”
私たちは普段、
-
再建築不可
-
私道問題
-
調整区域
-
分家住宅
-
山林
-
農地
-
空き家
-
持分売却
-
特定困難物件
といった“難しい不動産”を扱っています。
だからこそ言えます。
不動産は「売れないリスク」よりも「間違って買うリスク」の方が圧倒的に怖い。
被害を防ぐための具体策
① 必ず“相場”を確認する
最低でも3社以上に価格を聞く。
再建築不可物件でも同じです。
「いらない土地」と言われても、買取価格は会社ごとに大きく違います。
② その場で契約しない
宅建業法ではクーリングオフ制度がありますが、
適用されないケースも多い。
とにかく
「今日は持ち帰ります」
この一言が命綱です。
③ 家族・第三者に必ず相談
子どもに迷惑をかけたくないという気持ちが、逆に被害を拡大させます。
本当に迷惑なのは、
“相場の7倍で買ってしまうこと”です。
④ 契約前に必ずチェックすべきポイント
-
管理費・修繕積立金はいくらか
-
将来売れるのか
-
建替え可能か
-
接道義務を満たしているか
-
再建築不可ではないか
-
調整区域ではないか
-
私道負担はあるか
これらを説明できない業者は危険です。
私たちの立場
当社は、
-
再建築不可物件
-
山林
-
農地
-
私道
-
調整区域
-
空き家
-
持分売却
-
いらない土地の処分
といった、難しい不動産に積極的に取り組んでいます。
しかしそれは、
「困っている所有者を助けたい」
からです。
不安を煽って売るのではなく、
本当に不要なら“処分”を、
価値があるなら“売却”を、
それが私たちの姿勢です。
最後に
今回の事件は氷山の一角です。
人口減少・高齢化が進む日本では、
空き家問題、いらない土地問題は確実に増えます。
だからこそ、
「知らなかった」では済まされない時代です。
再建築不可物件でも、
調整区域でも、
山林でも、
農地でも。
不動産は、正しく扱えば資産。
間違えれば負債。
その分岐点に、私たちは立ち続けます。
こんな方はご相談ください
-
再建築不可物件を売却したい
-
持分売却で困っている
-
調整区域の土地を処分したい
-
私道問題を整理したい
-
山林・農地を手放したい
-
空き家をどうしていいかわからない
難しい不動産ほど、逃げません。
真正面から向き合います。
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