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【再建築不可・私道問題】「子どもに残したくない私道」―その“手放し時”を逃していませんか?

 みなさん、おはようございます。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、私道の手放し方について。
私道の所有者の方から、よくいただくご相談があります。

「この私道を子どもたちに残したくないんです…」

一見すると普通の道路。
不特定多数の第三者が毎日行き交う、ごく自然な生活道路。

けれど登記簿を見ると――
名義は“自分”になっている。

固定資産税は?
事故が起きたら?
掘削トラブルは?
無断駐車は?

そして何より、

「この厄介な私道を相続させたくない」

というお気持ち。

これは決して珍しい話ではありません。


■ 私道はなぜ手放しにくいのか?

理由は単純です。

「私道を探している人がいないから」

再建築不可物件や調整区域の土地と同じで、
市場に“需要として顕在化していない”のです。

「うちの私道を買いませんか?」
「いっそ、もらってくれませんか?」

と、私道に面している家を一軒ずつ回る…。

理屈としては間違いではありませんが、
正直、現実的ではありません。


■ 実は“手放すタイミング”がある

ここが重要です。

私道に面している土地や戸建が売却されるとき。

このタイミングこそが、最大のチャンスです。

なぜなら――

私道に面している不動産を売却する場合、
ほとんどのケースで

  • 私道の通行承諾書

  • 私道の掘削承諾書

の取得が必要になるからです。

つまり、私道所有者に

「不動産を売ることになりました。承諾をお願いします」

と連絡が来る。

ここが“分岐点”です。


■ ただ承諾するのではなく「譲る」という選択

多くの方が、

「はい、わかりました」

と承諾書に押印して終わります。

ですが、
本当に私道を手放したいのであれば、ここでこう伝えます。

「承諾書への押印ではなく、この私道をお譲りします。」

これで私道の処分が可能になります。

承諾の“対価”としてお金をもらうのではなく、
所有権そのものを移すという発想。


■ 昔の「ハンコ代」という文化

かつては、

「承諾書にハンコを押すならハンコ代」

という慣習がありました。

しかし今は時代が違います。

不動産取引は透明性が求められ、
法的整理が重視される時代。

お金をもらうよりも、リスクを切り離す方が価値があるケースが多い。


■ 再建築不可・私道問題は“タイミング戦略”

私道、再建築不可物件、持分売却、調整区域の土地。

共通して言えるのは、

「売れない」のではなく「売り方が難しい」だけ。

処分には、

  • タイミング

  • 交渉の順番

  • 法的整理

  • 相手の状況把握

が必要です。

当社 株式会社リライトでは、

  • 再建築不可物件

  • 私道持分

  • 調整区域

  • 分家住宅

  • 山林・農地

  • いらない土地

といった一般市場では動きにくい不動産の売却・買取のご相談を多数お受けしています。


■ 子どもに“悩み”を残さないために

相続が発生してからでは遅いこともあります。

私道は、

  • 単独所有なのか

  • 共有なのか

  • 通行権の整理は?

  • 将来的な掘削は?

状況によって出口戦略は変わります。

「いらない」
「残したくない」

そう思ったときが、考えるタイミングです。

私道の処分・売却・買取の可能性について、
専門的に整理したい方はお気軽にご相談ください。

難しい不動産こそ、
私たちは前向きに取り組みます。