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2025年夏の不動産市場をわかりやすく解説!
みなさん、おはようございます。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。
今回は、全国宅地建物取引業協会がまとめた「不動産市場の動き」を、できるだけやさしく紹介します。
「最近、家の値段って上がってるの?」「マンションって売れてるの?」という疑問にお答えします!
全国の土地の売買はどうなってる?
2025年6月の全国の土地の売買件数は、去年より少し増えて+1.8%。
特に**東京や神奈川などの首都圏では+5.5%**と好調です。
でも、地方ではマイナスが続いていて、地域によってかなり違いがあります 。
マンションは値上がり続行!
中古マンションの値段は、全国的に63ヶ月(約5年)連続で上昇中!
首都圏では、1㎡あたりの価格が前年比+8.2%もアップしています。
成約件数(売れた数)も24%増加と人気が続いています 。
つまり、「マンションはまだまだ高いけど、買う人も多い」状態です。
中古の一戸建ても人気上昇!
中古戸建て(中古の一軒家)も動きがあります。
首都圏では成約件数が42%も増加!
価格はわずかに上がっており、平均で約3,900万円でした 。
「新築より手ごろ」「立地がいい」などの理由で、築年数のある家を買う人が増えているようです。
新しい家の建築は減少中
一方で、新築住宅の建設は全国で9.7%減少。
特に地方では約15%減と厳しい状況です 。
材料費や人件費の高騰もあり、「新築より中古を買う」流れが強まっています。
新築マンションの販売は高止まり
首都圏の新築マンションは、7月の供給が34%増加。
平均価格は1㎡あたり157万円と、とても高い水準です。
ただ、契約率(売れた割合)は**68%**で、少し勢いが落ちています 。
オフィスビルの空室は減少
東京の中心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷)では、オフィスの空室率が3.2%まで下がり、平均賃料も1坪あたり約20,900円に上がっています。
コロナ後の在宅勤務の減少も影響しているようです。
まとめ
- マンションも中古戸建ても人気が続く!
- 新築はコスト高で減少傾向
- 土地取引は地域によって差が大きい
- オフィス需要は回復中!

最後に
全国的に「中古住宅を上手に活かす」動きが広がっています。
再建築不可のような“難あり物件”でも、アイデア次第で活用のチャンスがあります!
これからの時代、「古い=ダメ」ではなく、“活かす”不動産が主役になる時代かもしれませんね。(^^)
※出典:公益社団法人 全国宅地建物取引業協会連合会「不動産市場動向データ集 2025年8月」
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