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【南伊豆町での珍対応】「測量しないとダメ」!? 埋蔵文化財の確認で起きたひと悶着
みなさん、こんばんは。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。
今日は静岡県南伊豆町へ、広大な**山林と農地(面積10,000㎡超)**の物件調査。
現地での役所調査中、ちょっとした“役場あるある”とも言える出来事が起こりました。
埋蔵文化財包蔵地の確認でまさかの展開
土地が埋蔵文化財包蔵地に該当するかどうか、教育委員会で確認を行ったところ…
担当者:「場所がわからなければ埋蔵文化財包蔵地かどうかはわかりません」
私:「役場内部で土地のおおよその境界がわかるシステムで確認してもらえませんか?」
担当者:「それなら所有者が測量しないとダメですね」
私:「土地面積が10,000㎡以上あるのに、そう簡単に測量なんてできませんよ。他の市町村ではそんなこと言われたことありません」
結果的に教育委員会の方が内部システムを使って調べてくださり、無事に埋蔵文化財包蔵地ではないことが確認できました。

地方の山林・農地調査では、こうした”壁”がつきもの
今回のようなケースは、再建築不可の土地や調整区域の山林・農地を扱う中でよくある出来事です。
・地番だけでは特定できない
・市町村によって対応がバラバラ
・所有者が測量を求められることも
でも、こうした“壁”を一つ一つ越えていくことが、私たちの仕事。
「やっかいな物件こそ、私たちの出番です」
再建築不可、私道、調整区域、農地、山林、埋蔵文化財、持分、境界不明…。
一般的には「手を出したくない」とされる物件ばかりですが、私たちはむしろ大歓迎です。
なぜなら、誰もやらないことにこそ、価値があるから。
そして、持ち主の「どうしたらいいのかわからない…」を、「お願いしてよかった!」に変えるのが、私たちの使命です。
「広すぎて測量できない」「役所に断られた」「売れない土地を何とかしたい」
そんなご相談、大歓迎です。お気軽にご連絡ください。(^^)



