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【信頼がつくる空き家再生】DIY民泊プロジェクト、始動しました。


 みなさん、おはようございます。



再建築不可物件コンサルタントの田中です。





 今回は信頼がつくる空き家再生について。



昨日、実は一つのチャレンジをしました。





貸し借りの大切なことは信頼関係





私が個人で所有している「空き家」を、とある方に無償でお貸しする契約を結んだんです。



といっても、ただ貸したわけではありません。



 



🔧DIYで蘇る、あの空き家。



 この物件、実は自分でリフォームすると400~500万円はかかってしまう築古の家。



もちろん、その金額をかける余裕もなければ、そこまでして自分で使う予定もない。





でも、眠らせておくのはもったいない。



――そんな時、「DIYで空き家を再生したい!」という方から声がかかりました。





🤝「使わせてもらう代わりに、私が直します」



 借主となるその方は、DIYの技術を活かして、空き家を民泊として活用したいという夢をお持ちの方。



ただ、いきなり購入するにはリスクが大きいし、貸してもらえるDIY物件もなかなか見つからない。





そんな中で、双方の思いが一致しました。






  • 私:5年間は使えなくなるけど、お金をかけずにキレイになって返ってくるなら最高。

  • 借主:自分の手でリフォームした空き家を民泊にチャレンジできる!







ということで、家賃なしの5年間の使用貸借契約を結び、DIY民泊プロジェクトがスタートしました。





⚠️このスキームのリスクとカギ



 もちろん、リスクもあります。







🏠貸主側のリスク:



 借主が当初の約束どおり、リフォームをやらなかったら?



お金は出してないけど、時間と機会を失う可能性があります。







🧑‍🔧借主側のリスク:



 貸主が物件を売ってしまったら?



使用貸借契約があっても、新しい所有者に継続して使わせてもらえるとは限りません。





でも――



すべてを乗り越える鍵は、たったひとつ。





「信頼関係」





結局、誰に貸すか。誰から借りるか。



そこが一番、大事だと心から思います。





🌱空き家には、物語がある



 私はこれまで、全国の空き家をいろんな形で再生してきました。



でも今回のように「信頼ベースのDIY民泊プロジェクト」は、ある意味とても原点的で、本質的。





不動産って「物」だけど、



そこに関わる「人」と「信頼」があってこそ、動くものなんですよね。



 



これから5年間、この空き家がどう生まれ変わるのか。



そして、借主さんの民泊がどう軌道に乗るのか。





ワクワクしながら、見守っていきたいと思います。(^^)







📌



「空き家を活かしたい」



「でも費用はかけられない」



「人の力で、価値を生み出したい」





そんな想いを持つ方は、ぜひ一度ご相談くださいね。(^^)