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売りづらい、売れない物件を売却するために最近思うこと

 みなさん、こんばんは。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、売りづらい、売れない物件を売却するために思うことについて。
 日々、売りづらい、売れない物件の取り扱いをしている私。
いつも考えていることは売れない物件を売るためにはどうすればいいのか、と。

 売るためにとても重要なことは広告、これは間違いありません。
ただ、広告とっても都内にあれば場所の良さをアピールすればいいし、3階建が多い地域で2階建であればそれをアピールすればいい。
ただ、田舎の場合は…。
土地が広いの当たり前、2階建も当たり前。
土地が広いから日当たりもいいし、駐車場だって何台も停められる。
ハウスメーカー施工で築浅であれば、うたい文句になるかもしれませんが、そういった物件はほとんどない。
そうなると不動産を売却するために広告に何を記載すれば良いのか…。

 なんてことを常々考えているのですが、最近それについて思っていること。
それは不動産の広告ですが、不動産ではない広告ということ。
不動産ってモノですよね、モノは性能の良しあしは表現できますが、なかなか他との比較が難しい。
そのため、私が最近売りづらい田舎の不動産を売却する時にはその市町村の移住支援のサイトを見て、そのモノから得られるコトにフォーカスして広告をまとめていきます。

 つまり、「土地面積○○m2」や「南向き」とかではなく、「500m先に○○山があり、山登りが楽しめます!」や「地域的に寒暖差があるので夏は海、冬は雪遊びが楽しめます!」、「○○湾ではここでしか釣れない幻の魚○○がいます」などコト重視でキャッチコピーをつくっていきます。
すると…私自身もいろいろと物件周辺を回ってみたくなったりしてしまいます。(笑)

移住定住 田舎 不動産
物件の持っているハード面の特徴も大事な部分もありますが、その物件、その地域だから体験できるコトやその場所で過ごすメリットを伝えてあげることでこれからもっともっと田舎の不動産が流通し、移住・定住が進んでいくのだと思います。!(^^)!