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市街化調整区域の戸建売却、建替えられる?

 みなさん、こんばんは。

再建築不可物件コンサルタントの田中です。



 今回は、市街化調整区域の戸建売却について。

分家住宅 売却

先日お客様より空き家になった実家の売却相談をいただきました。

そのため、私の方で調べてみると…その戸建が基本的に建物の建築が出来ない市街化調整区域に立地。

 でも、建物がある。

なぜ、建物が建てられたのか?

建替えはできるのか?



 まずは、インターネットで登記情報をチェック。

すると建物は昭和56年に建てられたもので、土地の地目は畑のまま…。

もしかしたら、市街化調整区域に指定される前に建物があり、線引き前宅地として建築されたのか、と思いそれを調べるために法務局へ。

法務局では、過去に解体された建物がないか、閉鎖謄本の取得申請をし、確認。

どうやら、建物はなかった模様。

あとは、市役所で詳細を調べるほかない…。



 これが農家住宅や分家住宅だとしたら、簡単に売却は出来ない。

横浜市だからといって全て売りやすい不動産ではありません。