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凍てつく寒さの中、農地の現地調査

 みなさん、こんばんは。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、農地の売却について。
 今日は、所有者の方からご依頼いただいている神奈川県秦野市の市街化調整区域にある農地の現地調査でした。
秦野市は当社がある横浜市から車で約1時間、神奈川県の西部に位置します。

 所有者の方は、ご高齢でお子様は「これだけ広い農地は維持管理ができない」ということで今回売却に向けて動き出しをしました。
そのため、早速現地入り、ところが…雪が降るとか降らないとか言われていた今日、秦野市の比較的標高が高いところにあるこの農地、とても寒い…。
とりあえず、トランクに積んでいる長靴に履き替え、いざ出陣。
ただ、小雨が降っている中でマスクをしていると…メガネが曇ってしまい前が見えない…。

 そんなこんなでも調査を開始。
市街化調整区域農地 売却 リライト横浜
 まずひと通り、写真を撮影し、道路の幅員を調べて、境界標もチェック。
周辺も一帯が農地のなっているため、基本的には建物の新築や農地以外の用途への転用は難しそう。

 現地調査をひと通り終え、次に向かったのは秦野市役所内の農業委員会事務局へ。
ここでは農地以外に転用が可能かどうかをヒアリング。
ところが窓口の方からは「それはわからない。まずは2階の開発指導課に行って聞いてきて聞いてきてください」と。
そのため、開発指導課に向かい、「この農地は他の用途に変更できますか?」と質問。
すると窓口の方からは「他の用途に変更できるかはどうかは、農業委員会に行って聞いてください」と。
ん?
農業委員会からは開発指導課へ、開発指導課からは農業委員会へ?
手続きがおかしい。
普通考えたら、どちらかが先でどちらかが後でしょ、と。
それでも開発指導課の方々はご対応が良かったため、致し方なし。

 これから、売却活動に向けて動いていくのですが、他の用途に転用(変更)できない市街化調整区域の農地は農家の方もしくは農業法人しか購入できないため、なかなか厳しい。
でも、一歩ずつでも前に進んでいくかありません。

お客様のためにも売りづらい農地の売却、頑張ります!

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