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世間の不動産に対する意識はこういう風に変わった

 みなさん、おはようございます。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、世間的な不動産に対する意識の変化について。
先日見ていたヤフーニュースの中に気になるトピックスがありました。
それが「土地は預貯金・株より不利 半数近くが否定的 国交省調査」というものでした。

土地は有利な資産か
 内容は、政府が16日の閣議で2020年の土地白書を決定した。
その中で土地を有利な資産と考えない人の割合が過去最高の45.3%となったそうです。
国交省の担当者は人口減少に伴う遠隔地の不動産の維持管理を負担に感じる傾向が強くなっていると考えているようです。

 ちなみに土地は預貯金・株と比較して有利な資産と考えると回答した人の割合は、27.1%だったため、昔言われた「土地神話」は遥か大昔のことなんですね。
なお、土地所有の意向のアンケート結果では、32.5%が所有したくないと回答。
その理由は、所有するだけで費用や手間がかかるからというものでした。

 確かに当社にご相談いただくお客様の大半が「所有するのが大変」「維持管理できない」というものばかりです。
これからの不動産市場はなお一層厳しくなっていきそうですね…。