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知っておきたい借地権を手放すタイミング

 みなさん、こんばんは。

再建築不可物件コンサルタントの田中です。



 今回は、借地権を手放すタイミングについて。



借地権を手放したい

借地権とは、土地所有者(地主)から土地を使う権利を借りて、その対価として地代を支払うというもの。

 借地権者は地代はかかるものの、土地の固定資産税がかからないというメリットもある。

また、借地権は地主の承諾が得られれば、その借地権を売却することも可能。

つまり、借地権はそれだけ財産性が高いのである。



 このような借地権で最近多い相談は、「親から使っていない借地権付建物を相続し、地代だけがかかっているため、タダでもいいから手放したい」というもの。

人気エリアの借地権は売却できますが、地方の借地権はそもそも売却事態が困難なケースも多いのです。

 先にも記載しましたが、借地権は財産性が強いため、借地期間中に地主に返地すると贈与税の対象となってしまう場合があります。

 そうならないためには、第三者に売却する。

もしくは、借地期限が到来するタイミングで更地で返地するという方法があります。

他にも少し借地権を手放す方法はありますが、それはまたの機会にお伝えします。