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知っておきたい、がけ地を売る方法

 みなさん、おはようございます。

再建築不可物件コンサルタントの田中です。



 今回は、がけ地の売却について。

 おそらくみなさんの中にも「がけ地を持っているが売れない」や「ただでもいいと言っているが手放せない」とお悩みの方もいると思います。

 きっとその理由は、家が建てられないということが大半だと思います。

では、本当にがけ地に家は建てられないのでしょうか?



 実は、各都道府県では条例などにおいてがけ地に家を建てる場合の規制をつくっています。

がけ条例

と、いうことは、この規制をクリアすれば、家が建てられるのです。

 例えば隣地にがけ地がある場合は、そのがけの高さの2倍の距離をとって建物を建てる、とかがけ下の時はがけ崩れ防止に擁壁をつくるとかなりの費用がかかってしまうため、がけを家の基礎で抑えるとか、やり方はいろいろあるんです。

 ただ、不動産会社の営業担当者が知らないだけ。



 もし、この条例に則り家が建てられるとするとそのがけ地の価値はきっと上がると思います。

 それでも、傾斜がきつ過ぎる場合などは現実的に家が建てられないところもあるため、そこはご理解ください。



 不動産の売却は、知恵を絞り、どのようにその不動産を活かせるかで売却金額が上下します。

不動産って奥が深いですね。



がけ地 家

そう言っている私の自宅はがけ地の上にあります。(^^)