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事故物件に指針ができる!?

 みなさん、こんにちは。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。


 


 今回は、事故物件物件について。


 事故物件とは、決して家に車がぶつかってきたというものではなく、過去にそこで殺人、自殺、孤独死などがあった物件のことを言います。


 


 家などの物理的な瑕疵(欠陥)は見たり、調査したりすればわかりますが、事故物件は所有者の告知がなければわかりません。


 そのため、同じ事象があった場合、Aさんは事故物件と告知し、安く売却することになり、Bさんは事故物件ということを隠し、高く売却ということが起こってしまいます。 


 これでは、正直者がバカをみてしまいます。


 さらに、これは所有者だけに限らず、不動産仲介会社も会社や担当者次第で事故物件の内容を告知する、しないが変わってしまいます。


 わかりやすく言うと孤独死で発見が遅れた場合、その日の発見、3日後の発見、1週間後の発見、1ヶ月後の発見、どこから告知すべきか明確にされていないということです。


 


 そのため、この度、国土交通省がその不公平性を改善するために事故物件の指針をつくるそうです。


 そのことがYahooニュースに掲載されていました。


それがこちら。




 


なぜ、もっと早く指針をつくらなかったか不思議なのですが、これで安心安全な不動産売買に一歩近づいたことは、間違いないですね。(^^)