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自宅前の電柱を移動するときに知っておきたいこと

 みなさん、こんにちは。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、電柱の移動について。
 みなさんの中でも自宅前に電柱があってうっとうしいとお考えの方はいると思います。
当社が所有している土地の目の前にも電柱があります。苦笑い

 そのため、この電柱を何とか移動したい、と私は考えています。
そんな私がまず行ったこと、それは現地での電柱番号の確認。
その理由は、電柱を移動するためにはその電柱の所有者を調べる必要があるからです。

ちなみに電柱番号が、こちら。
電柱移動 不動産
 札が2枚上下に貼ってあります。
これが電柱番号です。

 なお、この電柱番号、実は札が上下に貼られているのには意味があるのです。
それは、電柱の下の方の札が電柱の所有者となります。(関東地方の場合)
というのも、電柱自体は電力会社の場合も、NTTの場合も、それ以外の場合もあります。
ただ、電力会社やNTTの場合は、基本的に下の札が所有者のため、電柱を移動するためには所有者にそもそも移動できるのか、移動できるとしたらどの位置までかを確認する必要があります。
併せて移動するには費用がいくかかかるのか、工事が完了するまでどのくらいかかるのかを確認します。

 今回の電柱は、東京電力所有のものでした。
ただ、支線はNTTというよくわからないタイプ。
それはそうとまずは、東京電力に電柱を移設したい旨の連絡をし、後日、現場での打ち合わせ。
 ちなみに今日、当社が所有する土地で電力会社の方と電柱移設についての現場打ち合わせでした。
土地目の前の公道上に建植されている電柱を移動するには…期間は約6ヶ月、費用は約30万円くらいかかってしまうそうです。(今回の場合)

 費用も、期間もかかるんですね、電柱の移動は。
そのため、自宅前に電柱が建つという場合は、安易にOKを出してしまうと後で困ってしまうかもしれませんね。