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あ~あ、これはひどい相続した空家の維持管理

 みなさん、こんばんは。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、空家の維持管理について。
 先日、地方にお住まいのお客様より都内の不動産を相続したので売却したい、とご相談をいただきました。
その不動産は車も入らないような路地の奥にあり、建物が隣とくっついている長屋。
もちろん、建て替えもできません。

空家 放置
 さらに長年、維持管理もされず放置されてきてしまったのか…、窓ガラスが割れたままになっており、吹きっさらしの状態…。
 きっと住人が住んでいたときは、もっと建物の傷みもなかったんだと思います。
「家」ってどうしても、人が住まなくなると老朽化が早くなってしまいます。

 ここまできてしまうと売却というより処分、最悪の場合は、お金を払ってやっと手放せるかどうかというくらい…。
ただ、残念ながらこういった不動産が日本全国そこら中に溢れかえっている。
 人口が減少がしている中でどんどん建物を新築しているため、こういった状況になるのは当たり前といった当たり前ですが、ちょっと悲しいですね。

 今回の不動産については、この状態でも売主様の希望金額が高く、一度、他の不動産会社で売却を行っていただくことにしました。

 難あり物件でも維持管理をしっかりしていれば売却できます。
ただ、維持管理されていない難あり物件を売却する方法、それは人が住まなくなったら「すぐ売却」、これ基本ですね。(^^)