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綿密な調査が建替えできない物件を再建築可能に!

 みなさん、こんばんは。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、建替え不可物件について。
 私のもとに地元不動産会社の方よりご相談いただいた案件は、埼玉県川口市の古家付き土地でした。
その土地は、幅員4m弱の公道から路地を入っていったところにありました。
 路地の幅が狭く、車の侵入もできません。
 それに加え、当初、路地の権利関係や申請内容があやふやで現状のままでは建築ができないというお話…。
所有者の方も道路に問題があり、どうしようもできないと20年間空家のまま放置されてきました。
そのため、屋根の瓦も一部落ちてしまっている状態でした…。

その状況をお聞きし、今日の午前中に相談地の現地を視察。
再建築不可物件 川口市
相談地はこの路地の奥、突き当りにあります。
見るからに建物の建替えが難しそう…。

 現地確認後に建築基準法上の取り扱いについての窓口、鳩ケ谷庁舎にて調査を実施。
すると…、測量は必要となるものの、何とか建替え自体はできそう。
 一筋の光が見えた感じでした。

 ただ、路地が私道のため、まだまだ課題は残りますが、当初、建替え難しいと思われていた物件でも、ヒアリング方法により建替えができることもあるのです。

 ポイントは「聞くチカラ」。!(^^)!