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日銀が31年ぶりの金利1%へ。不動産価格は下がるのか?売れない土地を抱える方が今考えるべきこと
みなさん、おはようございます。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。
今回は、日銀の利上げと不動産価格について。
2026年6月、日本銀行(日銀)が政策金利を1.0%へ引き上げました。
これは実に31年ぶりの高い水準です。日銀は物価上昇を抑えるために利上げを決定しました。
ニュースを見て、
「不動産価格は暴落するの?」
「住宅ローンはどうなるの?」
「再建築不可物件はさらに売れなくなるの?」
と思われた方もいるかもしれません。
今回は、日銀の利上げが不動産市場にどのような影響を与えるのかを解説します。
そもそも利上げとは?
簡単に言うと、
お金を借りるための料金(金利)が高くなること
です。
例えば、
今まで100万円を借りた時の利息が
年間5,000円だったものが
年間10,000円になるイメージです。
つまり、
お金を借りにくくなる
ということ。
日銀は物価上昇を抑えるために金利を上げました。
不動産市場にはどんな影響がある?
①住宅ローン利用者が減る
住宅購入者の多くは住宅ローンを利用します。
しかし、
金利が上がる
↓
毎月の返済額が増える
↓
借りられる金額が減る
となります。
例えば、
今まで5,000万円借りられた人が
4,500万円程度しか借りられなくなることもあります。
つまり、
買える人が減る
ということです。
②不動産価格は上がりにくくなる
不動産価格は
「買いたい人の数」
で決まります。
住宅ローンが厳しくなると
購入希望者が減ります。
すると、
売主は価格を下げなければ売れなくなります。
特に影響を受けやすいのは
- タワーマンション
- 投資用マンション
- 収益不動産
- 高額住宅
です。
③再建築不可物件はどうなる?
ここが重要です。
私は全国の再建築不可物件や空き家、山林、農地などを扱っています。
その経験から言うと、
再建築不可物件は元々ローンが使いにくい
という特徴があります。
つまり、
普通の住宅ほど金利上昇の影響を受けません。
ただし、
購入者全体の財布のヒモが固くなるため、
市場全体としては多少売れにくくなる可能性があります。
④空き家・山林・農地はさらに厳しくなる?
正直に言います。
こちらは少し影響があります。
なぜなら、
空き家や山林は
「今すぐ必要」
という人が少ないからです。
景気や将来への不安が高まると、
人は不要不急の買い物を控えます。
すると、
- 山林
- 原野
- 農地
- 未接道土地
- 市街化調整区域
- 共有持分
などは買い手探しが難しくなることがあります。
でも実は一番危険なのは別のこと
今回の利上げで私が気になるのは
「売ろうと思った時に売れない」
ということです。
人口減少は止まりません。
地方では空き家も増え続けています。
さらに金利上昇で市場が冷えれば、
不要不動産はますます売却が難しくなる可能性があります。
私が全国で感じていること
北海道、秋田、岩手、富山、大分、静岡…。
全国の空き家や山林を見ていると、
所有者の方から最も多く聞く言葉があります。
それは、
「もっと早く相談すれば良かった」
です。
売れる時に売る。
動ける時に動く。
これは本当に大切です。
これから不動産を持つ人が考えるべきこと
利上げ=不動産暴落
ではありません。
しかし、
これまでのように
「持っていればいつか上がる」
という時代ではなくなっています。
特に
- 再建築不可物件
- 空き家
- 農地
- 山林
- 市街化調整区域
- 借地権
- 底地
などは、
早めの出口戦略が重要です。
まとめ
日銀の利上げによって、
- 住宅ローンは借りにくくなる
- 不動産価格は上がりにくくなる
- 高額物件は影響を受けやすい
- 再建築不可物件は影響限定的
- 山林や空き家はさらに厳しくなる可能性がある
というのが現時点での見通しです。
ただ、私は悲観していません。
どんな不動産でも活かし方や引き継ぎ方はあります。
大切なのは、
「まだ大丈夫」
ではなく、
「今のうちに考えておく」
ことです。
将来、ご家族に負担を残さないためにも、一度ご所有不動産の将来について考えてみてはいかがでしょうか。
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