仲介事例大手不動産会社で売却できなかった狭小物件を売却して欲しい！（東京都大田区）
| ご相談者： | K.T 様（大手マンション買取会社からのご紹介） 東京都大田区 |
私（大手マンション買取会社のご担当の方）の親戚が都内で以前住んでいた
自宅を大手不動産会社に売却の依頼をしています。
もう長い間売却活動をしていますが、一向に売却できる気配がありません。
その物件は、土地と建物が小さい狭小物件ですが、何とか御社にて売却を
手伝っていただけないでしょうか？
状況
・すぐ近くに線路があり、電車の騒音がする
・土地が28㎡と狭小物件
※土地面積が40㎡以上ないと住宅ローンの審査がかなり厳しくなります
・前面道路が私道（第三者所有）
・隣地との距離がなく、排気ダクト等が互いに越境
・建物の築年数が経過し、老朽化している
解決策
1. お客様との面談の実施・承諾書の取得
ご相談をいただいた後、すぐにご紹介者の方同席のもと、お客様と面談・
現地確認を実施。
過去6ヵ月もの間、大手不動産会社に売却依頼をし、販売活動をしていたそう
ですが、反応は全くなかったそうでした。
現地では、隣地の距離がなく、排気ダクト等が互いに越境していることが
判明。
すぐにお隣さんと将来、建替えをするときにはお互いに是正する旨の合意書の取り交わしをしました。
2. 販売活動の実施
土地が28㎡と狭小物件でしたが、場所はよく、どうしたら購入希望者の方の
目に留まるか等綿密に広告戦略を検討しました。
最終的に築年数は経過しておりましたが、「戸建」として販売することに
決定。
大手不動産会社は6か月間もの間、土地として販売をし、お問い合わせが
なかったということだったため、今回は視点をかえてみました。
金額も大手不動産会社が販売していた金額と同額にて販売活動を開始しました。
3. 売買契約の締結
販売開始後、1ヶ月弱で当社にて買主様をお探しすることができました。
売主様にとっても非常に好条件での内容で売買契約を締結いただきました。
担当者からの一言
今回の案件のポイントは、「発想の転換」。
建物が古いから単純に土地で売却をするのではなく、市況を鑑み、古くても
戸建として販売した場合の総額でメリットがあるかどうか。
実際に大手不動産会社にて6ヵ月も販売をしていたにもかかわらず、当社は
同じ金額で販売し、1ヶ月弱で成約することができました。
この違いは小さいようで、意外と大きいと思います。
売主様もご紹介いただいた方も今回のお取引きについて、大変喜ばれており、
とても良いお取引きとなりました。
これからもお客様の不動産トラブルの解決に向けて、がんばっていきます！
関係者のみなさん、本当にありがとうございました！
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