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違反建築物防止週間があるってご存知でした?

 みなさん、こんばんは。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、違反建築物について。
 そもそも違反建築物とは、建物を建築する際に関係する建築基準法や都市計画法などの関係法令を守らず、建築されたもののことを言います。
 他にも建築当初は適法に建築されていても、土地の一部を切り売りしてしまった結果、違反建築物になってしまったという例もあります。
 また、昔の法律には適合していても現行法に照らすと適合していない建物は、違反建築物とは言わず、既存不適格建築物言います。

 そして、違反建築物で多いのが狭小の土地に建ぺい率や容積率を超過して建築したもの。
 特に都内にはたくさんあります。
他に山奥の市街化調整区域に市町村の許可を取得せずに、勝手に建物を建築してしまった、というのも見たことがあります。

 ただ、この違反建築物、実は行政のほうで取り締まりを強化してるんです。
例えば昨年10月15日~10月21日までの期間で国土交通省の主催で全国一斉に違反建築物防止週間が取り組まれました。
違反建築物 パトロール リライト横浜
10月19日にはこの週間行事の一環として、一部のエリアで違反建築物取り締まりのための一斉公開パトロールも実施したそうです。

 そして、この監視活動は一層強化される傾向にあり、違反建築物の早期発見と工事停止その他の必要な指示、警告等的確な措置をとっていく方向のようです。
 ちなみに東京都大田区では10月19日に25件の建築現場のパトロールをされた結果、違反建築はなかったそうです。
みなさんの市町村はどうですか?

 法律も守り、適法な住宅を!!(^^)!