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静岡県で買い取った再建築不可物件の周辺事情と令和を実感

 みなさん、こんばんは。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、当社で購入した静岡県の再建築不可物件について。
 もともとその物件は、前所有者の方が相続で取得され、賃貸されていた物件でした。
前所有者が相続された段階でその不動産の地元不動産会社に依頼したところ…目の前の道路が建築基準法上の道路ではないことが判明。
 つまり、建替えや増改築ができない再建築不可物件だったのです。
 さらにその建築基準法上の道路ではない路地に接道している家は、今回の物件以外に3件も…。
みんな建替えができない…。涙

 前所有者の方はこの建替えができない老朽化した再建築不可物件を「子どもには遺せない」ということで何とか処分をしたいといろいろと不動産会社にご相談をされました。
 ただ、地元不動産会社の方からは「手に負えない」、「売れない」、「扱えない」という答えばかりだったそうです。
そして、前所有者の方はインターネットで当社のことを知り、お問い合わせをいただきました。
 当社では、前所有者の方から「どこの不動産会社からも断られてしまった。リライトさん以外には頼るところがない。どうしても引き受けて欲しい。とお願いをされてしまい…当社でお引受けさせていただくことにしました。

それがこちら。
静岡県 再建築不可物件 リライト不動産
 写真でみると結構新しいようにも見えますが、洗面所の床が腐っていたり、天井に水染みがあったり、ところどころ建付けが悪かったりと老朽化している…。

 そして、今日はこちらの物件の現地に行き、室内の確認と近隣の方へのご挨拶まわり。
「新しい所有者になりました」と。
 近隣の方はみなさん、とっても感じの良い方ばかりで安心しました。
ただ、近隣の方からは「街自体が高齢化している。ところどころに空家がでてきてしまっている。」というお悩みの相談もいただきました。

 今回のこちらの再建築不可物件は、今後、建築士の先生とコラボレーションしながら、地域にとって良いものとできればいいな、と考えています。
 ここからが出発です。!(^^)!

 静岡県から横浜に戻る途中は、今日もゴールデンウィークの洗礼を浴び、東名高速道路が大渋滞…。
御殿場から横浜の会社まで3時間以上もかかってしまいました。
 やはり、どこも込んでしまうゴールデンウィークは自宅で妻と映画鑑賞しているのが我が家には一番のようです。

 横浜の会社に着くとポストには埼玉県で購入した再建築不可物件(がけ地)の固定資産税の納税通知書が届いていました。
 再建築不可物件だって、がけ地だって、固定資産税がかかるのはかかるのです。涙
固定資産税 令和 リライト不動産
 ただ、そこには第1期の納期限が「令和元年5月31日」と記載されていました。
令和になったんですね、と今更ながら実感している今日、この頃です。

 さ、ゴールデンウィーク明けにはすぐに動き始められるよう少しずつ気合いを入れていきます。
明日からは福島県の市街化農地、静岡県の別荘地内の土地、埼玉県の再建築不可物件の契約書作成です。
頑張ります!